タミヤツーリングカーチャレンジin東京


カレストでの抽選漏れ、静岡での中止と、ろくに参加出来なかった鬱憤を晴らすべく参加してきました。タミグラとしては実に3ヶ月半ぶりの参加となります。
7月15日に行われたホンダ学園主催のタミチャレではGTクラスBメイン落ちといいことなかったのですが、基本的なセッティング出しと走らせ方にはいい指針となっていました。
また、ここのところ月一度以上のペースで何らかのレースに参加しており、レース独特の雰囲気に飲み込まれない程度の余裕が身に付いてきました。
参加クラスはGTジャパン06クラス3。この日最多の88名エントリーというクラスでした。
指定タイヤがグリップしないものであるため、リア赤、フロント青で練習走行を行ったものの、立ち上がりで巻き込みが見られました。このあたりは前回のタミチャレでも同じで、コーナー前で十分に減速することで対処することにしました。また、練習走行後には車高を7mmまで上げることにし、タイヤウォーマーも使用することにしました。
予選一回目。クラッシュやお椀に乗ったりでいいところが全然なく、かなりロスが多いものでした。結果は9周2分9秒。
しかし、順位としては予想よりも良い15位でした。ミスさえなくせばAメインに入れる可能性も出てきたため、予選2回目に賭けてみました。目標はまだ上位3名しかいない10周です。
出場台数の多いタミグラでは前方、後方に分けて予選を始めますが、今回は後方。距離的には不利であるものの、全体的な流れを見ながら除けて抜けるのは得意なので、クラッシュから逃れる事を考えて走ることにしました。
予想通り第一コーナーから第二コーナーにかけて多重クラッシュが続出。旨くすり抜けた私は、ほぼクリアラップに近い状態で一位を走り続ける事が出来ました。このヒートでは周回遅れの車も綺麗にパスさせてくれ、他車クラッシュにも巻き込まれず淡々と走ることが出来ました。
出た記録は10周2分6秒。総合2位まで行きました。タミグラ参戦初のAメイン出場です。
で、クラスが初級者メインだったとは言うものの、予想外に良かった予選結果に浮き足立ってしまいました。順位キープでも表彰台、運が良ければ優勝です。
セッティングはもういじることはせず、そのままの状態で行くことにしました。
そして決勝。12台でのスタートです。狭い特設コースではメチャ多いです。
もうすぐスタート、といったとき、俺の車が勝手に前進するようになりました。電波が被っているようです。他の選手も同様の症状があり、係員が対応していたので訴えたところ、彼の場合は別に同バンドを使用しているために対処した、それ以外の理由では多数出走の場合はあり得ることだとの事でした。
この時点でレースは終わったようなものでした。電波トラブルとはいえ、フライングしたらその時点でペナルティ。走行中に挙動が狂う可能性だって十分に考えられます。
実は、16日のチャレンジカップの決勝時にも同様の挙動がありました。ストレートエンドから左1/3位が完全コントロールの利かない状態になるのです。そのときはお立ち台から降りてコース左から操縦することで何とか事なきを得たのです。しかし視認性が悪く、とても上位を狙えるものではありませんでした。
そしてスタート直前、ぼくはとにかくペナルティを取られない事を祈り、ビープ音が鳴るのを待ってました。常にブレーキを掛けた状態にしておき、勝手に前に進まないようにしておきました。
ドライバーズ・オンザ・トーン、というかけ声から数秒、ビープ音とともに各車一斉にスタート。ここでわずかに遅れを出したのがきっかけで、ダンゴ状態の中で第一コーナーに入りました。ここでクラッシュし、ほぼ最下位まで落ちました。そこから追い上げようとするも、順位を上げようとする焦りからかつまらないミスを連発。結果は何位かわかりませんが、半分の6位以下に収まったかと思います。
ぼくが使ってるプロポはKOのEX-Iで、登場してからすでに14年くらい経っています。今まではプロポの優位性というのはあまり信じていないのと、まだ使えるのにもったいないという理由で新型プロポの購入は見合わせていました。マシンにTT01を使ってるというのも同様の理由です。
とはいえ、今回の件にはかなりがっかりしました。表彰式から抽選会にかけては虚脱状態で、朝からの移動も相まってぐったりしていました。
しかし、この時点で新プロポ購入という気持ちも沸いてきました。せっかくの機会だから買ってしまおうか。
レース後、荷物を家に置いた後に秋葉原へ向かいました。
しかし、プロポの選択ではKOのヘリオスがいいか、双葉の3PKがいいかでかなり迷いました。ここ10年はずっとKOを使っているのと、ミニッツHG基盤で魅力のあるヘリオスと、フルシンセでクリスタル交換のいらない点と、異論はあるだろうけど」ミニッツのノーマル基盤最強といわれる3PKのどちらかということです。
時期プロポは何にしようかと考え、ここ数ヶ月結論は出ていなかったのですが、結局3PKにしました。理由は大画面液晶で使いやすそうだったのと、実売価格がこちらのほうが安かったからです。
これからはこの3PKでタミグラにチャレンジすることにします。それより前にミニッツのレースもあるので、これから試してみたいです。